パイロットのやりがいは?

パイロットは、大空を安全に飛行することに最大の責任を持って取り組んでいますが、やりがいをどこに感じているのでしょう。

操縦訓練を受けた際の教官や、JALの元機長だったパイロットの方の話から、書いてみます。

パイロットには、常に意識するしないに関わらず、飛行に関しては、常に緊張感があり、その緊張感を解消するためには、多くの訓練と経験が必要です。

特に、着陸や非常時においては、熟練の技術が必要で、安全に飛行すること自体が、やりがいにもつながっています。

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パイロットになったことが?

パイロットになったことが、そもそも飛行機好きの教官は、やりがいそのものだと語っていました。

パイロットに憧れ、厳しい訓練をこなして、コクピットに座っていることは、飛行機好きにとっては、最高の喜びであり、これ以上のやりがいはないということです。

その教官は、毎回の着陸において、緊張感を感じながらも、それを訓練生や乗客に感じさせないことができた時が、一番のやりがいだとも語っていました。

毎回の飛行の安全に責任を持ち、着陸するたびに達成感を味わえることが、パイロットのやりがいなのかもしれません。

パイロットにしか見ることのできない大空の風景も、やりがいになっているらしいです。

JALの元機長は?

JALの元機長に、「パイロットとしてのやりがいは?」と質問した際に、次のようなことを話してくれました。

帰省客でごった返す空港ターミナルとボーディングブリッジの乗客が搭乗して、定刻出発で定刻に到着地にブリッジにつけることが最高のやりがい、と聞いたことがあります。

ブリッジに横付けしたコクピット内から、乗客が何事もなかったように、階段を降りるように、出迎えの人の方に歩いていく姿を見ると仕事した実感とやりがいを感じていたそうです。

その元機長は、飛行機が空を飛ぶには、いろいろな人の思いがあるから飛行でき、そこに乗り合わせる乗客には移動手段であり、不安を感じさせることは、プロの仕事ではないとも言われていました。

パイロットは、さまざまな人の想いを、何事もなかったように届けることがやりがいで、決して飛行技術をひけらかす事ではない、とも言われていました。

パイロットのやりがいは?

パイロットの仕事は、大空を飛行する危険と隣り合わせの業務になり、その責任を一身に受けて、毎回の飛行にあたります。

航空機に搭乗する乗客の安全はもちろん、乗客に不安感を持たせる事なく飛行できることが、最大のやりがいのようです。

パイロットは、危険を技術で安全なものとして提供できる熟練の技術者のようなもので、そこには確固とした信念と裏付けされた技術があります。

それぞれのパイロットが、毎回のフライトに緊張感と安堵感を感じながら、その中でやりがいを見いだしています。

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