パイロットは、自衛隊から民間に移動できる?

パイロットは、自衛隊から民間に移動できるかという疑問には、結論からいえば、できます。

民間の航空会社に、自衛隊のパイロットからの採用には慎重であることは、国費を使って養成したパイロットを民間の航空会社が採用することへのモラルの問題です。

そのため、自衛隊から民間に移動する場合のパイロットには、さまざまに障壁が考えられ、採用する航空会社も神経質な対応となります。

自衛隊から民間に移動するパイロットは、いくつかの方法が考えられます。

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目次

パイロットが自衛隊から民間に移動する問題は?

パイロットが自衛隊から民間に移動する問題は、この移籍が天下りと捉えられたり、国費を使って養成された自衛隊のパイロットを、必要な免許を取得しているからといって、養成費用負担なしに民間の航空会社が採用することへの社会的なモラルへの懸念があります。

そのため、採用する民間の航空会社も、自衛隊を退職してすぐのパイロットの採用をしない傾向にあります。

このことは、明文化されたものはないものの、暗黙の了解事項とされているようです。

自衛隊から民間に移動するパイロットの場合、事業用操縦士のライセンスは取得済みで飛行経歴を保持していますが、エアラインのパイロットに必要とされる計器飛行証明については、自力で取得する必要があります。

自衛隊から民間に移動する方法は?

自衛隊から民間に移動する方法は、自衛隊を依願退職して、民間の航空会社への就職を目指す方法と、自衛隊の割愛制度を利用する方法の二つが考えられます。

自衛隊を依願退職するには、民間の会社のような自己都合での退職を自衛隊では基本的に認められていないため、退職願が受け入れられる可能性はないと考えられます。

自衛隊を依願退職することは、民間の会社への就職を希望するためといえば、まず不可能に近いことで、かなりの障壁です。

現実的には、自衛隊のパイロットから毎年数名を民間に放出しており、その枠に希望を出し、エアラインへの移籍をする方法しかありません。

この割愛と呼ばれる自衛隊と民間航空会社で結ばれている制度は、飛行機のパイロットのみで、ヘリコプターのパイロットへの適用はありません。

最近では、2030年問題ともいわれるパイロットの不足への対策として、自衛隊から民間に移動できるパイロットの数を緩和する対策も考慮されています。

何人のパイロットが、自衛隊から民間へ移籍できるようになるかは、今後も検討される課題です。

パイロットが自衛隊から民間へ移籍?

パイロットが自衛隊から民間へ移籍することはできますが、さまざまな障壁が存在します。

自衛隊のパイロットと民間のパイロットは、養成機関や養成費用の負担に違いがあり、それぞれのパイロットとしての生い立ちが違います。

そのため、モラルの問題として、自衛隊から民間への移籍は簡単ではなく、具体的には割愛の制度を利用した移籍が、最も現実的です。

近い将来のパイロットの不足への対策として、パイロットの自衛隊から民間への移籍についても、関係省庁や関係者の間で検討と対策が講じられています。

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