日本でパイロットといえば、空港に就航するJALやANAなどの航空会社の旅客機パイロットや自衛隊のパイロットなどをイメージし、特別な印象を受けます。
航空大国のアメリカでは、高校生くらいの若い世代から高齢の一般人の多くの人が、セスナ機などの小型プロペラ機のパイロットライセンスを取得していて、パイロットは特別なものではありません。
そもそも、パイロットには大型船舶が入り江などに入る際の水先案内人の意味があり、航空の世界では区別するためにアビエーターとも呼ばれます。
飛行機に乗り込んで操縦をするパイロットには、飛行の目的に応じた操縦士の資格と操縦する飛行機の種類に応じた操縦資格の二つを取得することが必要です。
飛行機を操縦するために必要なパイロットの資格には?
飛行機を操縦するためには、飛行する目的に応じた操縦士の資格と操縦しようとする飛行機が分類されたカテゴリーの操縦免許を取得する必要があります。
操縦士の資格には、趣味や自家用機での移動を目的とした自家用操縦士と報酬を目的とした飛行を行う事業用操縦士などの資格があります。
飛行機に分類される固定翼機は、エンジンの種類と数、運航する場所によって、単発レシプロ、双発レシプロ、単発タービン、多発タービンに分類され、それぞれ陸上と水上に区分されています。
例えば、小型プロペラ機のセスナ機172を趣味で操縦するには、自家用操縦士資格と固定翼飛行機の単発レシプロ、陸上機の操縦資格が必要となります。
旅客機を操縦するために必要なパイロットの免許は?
パイロットが操縦するための資格は、前述のようにエンジンの種類と数、運用場所によって8つの種類に分類され、自家用と事業用に区分されます。
それゆえ、パイロットといっても、遊覧飛行などでお馴染みの小型プロペラ機のセスナ機を趣味で操縦できる免許保有者から、エアラインの機長ができる免許には大差があります。
飛行機の操縦を趣味の範囲で楽しむための免許には、自家用操縦士の資格と操縦する飛行機の分類された免許を取得すれば、パイロットとして操縦桿を握ることが可能です。
エアラインのパイロットが操縦できる飛行機の機種は1機種に限定されていて、「型式限定」と呼ばれる資格も必要です。
飛行機は、機種によって機体の仕様や操縦方法など、さまざまな違いがあるため、大型機になるほどその違いを熟知し、操縦感覚を身につける必要があります。
飛行機の操縦のために必要な免許
飛行機の操縦をするパイロットには、身体的な欠陥がないことを証明する航空身体検査の合格証と飛行機に乗り込んで操縦する際の資格を示す自家用操縦士、あるいは事業用操縦士の区分と操縦できる飛行機の種類が明記された免許などが必要です。
飛行機の免許も車やバイクの免許同様、操縦する機種にあわせた機体での訓練と検定試験の合格が必要です。
定期便を運航する航空会社のパイロットの定期便運行操縦士免許は別格で、操縦する飛行機の「型式限定」の資格も必要です。
