パイロットになるために海外の大学に行くメリットとデメリット

パイロットになるために海外の大学に行くことは、日本国内にある桜美林大学や東海大学のパイロット養成コースにあたる学科への進学を海外に求めることです。

海外の大学に行くことは、その国のパイロットの免許の取得と大学卒業の資格の取得は可能ですが、卒業後の進路には、考慮が必要です。

海外の大学を卒業後、その国のパイロットとして就職するか、日本国内でのパイロットの道を選択するかには、さまざまな条件が加わります。

パイロットの免許の取得のためだけであれば、海外の大学に行く必要はなく、民間のフライトスクールへの入校で取得が可能です。

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海外の大学のメリットは?

海外の大学のメリットは、国内の私立大学で実施されているパイロット養成コースにかかる学費や留学訓練の費用の約半分程度の負担で済むことです。

しかも、海外の大学とはいえ、大学卒業の資格と訓練地のパイロットライセンスの取得が可能です。

海外の大学での講義の受講とパイロットの飛行訓練を受けることで、パイロットに必要とされる英語の能力は、自ずと高くなります。

日本の私立大学で行われるパイロットの飛行訓練よりも、飛行時間は多くなります。

海外の大学でパイロットのライセンスを取得した場合、その国で航空会社への就職を考える場合、飛行時間を1500時間以上稼ぐ必要があり、航空会社への推薦などもなく、永住権の獲得も必要です。

そのため、自費留学で民間のフライトスクールでのライセンス取得の場合と、大差のない方法での航空会社への応募手段しかありません。

海外のライセンスを日本の免許に書き換え、LCCへの応募選考を受けることが現実的な方法です。

海外の大学に行くことのデメリットは?

海外の大学に行くことのデメリットは、日本の航空会社への就職には、何のアドバンテージもなく、日本のパイロット免許への書き換えが必要となることが挙げられます。

この日本の免許への書き換えの際、計器飛行証明に関しては、日本国内での訓練や実技試験の受験が必要で、かなりの費用がかかります。

海外の大学に行くことでの、日本の航空会社への就職を考える場合には、メリットとデメリットの両面からの検討が必要です。

海外のパイロットライセンスを生かす場合には、永住権の取得という大きな壁が存在しており、パイロットライセンスの取得より難易度が高いかもしれません。

パイロットになるための海外の大学は?

パイロットになるための海外の大学は、志望する人の英語力とパイロットの免許取得後を考慮した選択が必要です。

パイロットの免許取得を目的とした海外への留学は、何も大学である必要はなく、現地の民間フライトスクールでの取得が可能です。

問題は、パイロットの免許取得後に、海外でパイロットとして航空会社を目指すのか、日本国内での就職を目指すかによって、意味合いが変わります。

国内の養成コースへの進学、海外の大学への進学の両者に、メリットとデメリットが存在しており、いずれを選択するかは、さまざまな条件を検討する必要があります。

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